本日より商品仕入れ効率化の第一歩として、Amazonセラー向けツール作成用APIであるセリングパートナーAPI(SP-API)について調査を行っていきます。
世の中に公開されているセラー向けツールはのSP-APIを使って開発されたものが多いようです。
エンジニアである私としては、副業(物販)の効率を加速させるツールをいつか自作してみたいですね。
セリングパートナーAPI(SP-API)とは
まず、APIとはApplication Programming Interfaceの略で、プログラムから便利な機能を呼び出す仕組みのことです。
SP-APIという名前からは、セラー向けのアプリケーション作成をする際に利用できる便利機能であると推測できます。
AmazonマーケットプレイスWebサービスの公式サイトで調査を行いました。
https://developer.amazonservices.jp/index.html
重要な部分を抽出すると、以下の通りです。
- Amazonのセリングパートナー向けの自動化機能の次世代APIスイート
- AmazonマーケットプレイスWebサービス(MWS)APIが進化したもの
- SP-APIではMWSの機能改善が行われている
- 将来的に新しいAPI機能は全てSP-APIに組み込まれ、MWS今後廃止される
つまり、SP-APIはAmazonセラー向けの自動化を提供するAPIです。
以前はMWSで自動化の機能を提供していたようです。
ちなみにMWSはマーケットプレイスウェブサービスの略みたいです。
時代の流れに乗ってREST API設計やOAuth2.0を組み込んだ新しいAPIがSP-APIというわけですね。
2021年3月時点では今からMWSの新規利用開始はできないようで、MWSアカウント登録しようとするとSP-APIのサイトへ飛ばされてしまいます。
MWSの説明サイトは以下です。
つまり、これから使う場合はSP-API一択ということみたいです。
公式ドキュメントを読んでみる
具体的にどんなことができるのかわからないので公式ドキュメントを読んでみたいと思います。
公式ドキュメントを準備する
SP-APIの先ほどの公式サイトにドキュメントへのリンクがありました。
【参考】SP-APIドキュメント
Githubに上がっているようなので、zip形式でダウンロードします。
ダウンロードしたファイルをLhaplusで解凍したところ、ファイル名が文字化けしました。
今度はzipファイルをエクスプローラで開いて、フォルダごと別の場所にドラッグして解凍すると文字化けしなくなりました。
開発者ガイドは以下の階層に入っています。
【場所】selling-partner-api-docs-main\guides\developer-guide
マークダウン形式(md)で保存されていますね。
日本語版ファイルをVSCodeでファイルを開いて、マークダウンプレビューで読むことにします。
まず、mdファイルをVSCodeで開きます。
すると右上に虫眼鏡のようなマークがついたようなボタンが出現します。
このボタンを押すとプレビュー表示に切り替えることができます。
コマンドパレットからコマンド表示に切り替えることもできます。
この場合は、メニューバーの「表示>コマンドパレット」でコマンドパレットを開いて、「>Markdown: Open Preview」と入力してみてください。
読みやすくなりました。これでやっと読み進めることができます。
SP-APIの主な機能
SP-APIは日本語名で出品パートナーAPIと呼ぶみたいですね。
読み始めるとすぐに「主な機能」という項目がありました。
- 出品者がマーケットプレイスアプリストアの詳細ページまたは開発者のウェブサイトから開始できるOAuth認可ワークフローを設定できます。
- LWAトークンの交換と認証を備えたSDKを生成します。
- 出品パートナーAPIとAmazon MWSの両方を呼び出すハイブリッドアプリケーションを作成します。
- サンドボックス環境を呼び出してアプリケーションをテストします。
うん、わかりませんね。
調べたいワードがいくつか出てきました。
- OAuth ・・・ 仕事で少しやったけどあまり理解していない
- LWAトークン
とりあえず今日はここまでにしておきます。
まとめ
今回は「商品リサーチ自動化に向けた調査 SP-APIとは何かをドキュメントから読み解く」という内容でお伝えしました。
まとめると以下の通りです。
- Amazonからの情報取得にはSP-APIを使う必要がある
- SP-APIはMWSの後継
- マニュアルはGithubのリポジトリからダウンロードできる
次回はマニュアルを読み進めながら、可能であれば実際にSP-APIを試してみたいと思います。
今回新たに出てきたワードの調査もしたいですね。
この記事が皆さんのお役に立てば幸いです。